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千石グルメ探訪記〜『Cafe de Mieux カフェ・ド・ミュー』

2023/7/7(金) 商店情報 コラム
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Cafe de Mieux カフェ・ド・ミュー

今年4月、千石3丁目の人々の憩いの場になるカフェができました。
オーナーの渡辺さんはカフェ経営を志し、文京区のカフェで経験を積みCafe du miuexを開店しました。
直接オーナーさんにお店のこだわりについてお伺いしました。


開店当初から多くのお客様が来店されています。

◯人気のメニュー(モーニングセット)
モーニングセットの料理が美味しいと評判です。
人気のトーストセットには旬の野菜を使ったポタージュをつけることができます。以前オーナーが働いていたフレンチ料理店のノウハウを織り込んでいるとのことです。

オーナー:私もそうなんですが朝食を作るのが面倒な時でも手軽に立ち寄って、食事ができる「生活の一部になる」ようなカフェを作りたかったんです。

記者:シナモントーストやスープが美味しかったのはコーヒーだけでなく、料理にも力をいれているからなんですね。旬の野菜をつかっていただいて手軽に野菜が取れるのも嬉しい心配りですね。最初からカフェを経営するつもりでレストランで働いたのですか?

オーナー:喫茶店ってコーヒーはあるけど、食事ができない。
またデザートも少ない店もある。食事・デザート・コーヒー全てにおいて美味しいものを提供したいと思ったので、料理から始めました。
ただしケーキはつくれないのでトレカルムケーキを取り寄せています。
本駒込で修行していたとき、トレカルムさんの木村さんを紹介していただきました。
千石エリアでお店をやるのであれば、トレカルムさんのケーキはぜひ取り入れたいと思っていました。


記者:なぜ千石で開業をしようと思ったのですか?

オーナー:以前働いていたのが本駒込だったので文京区に住んでいる方がレベルが高いと思いました。
コーヒーだけでなく、食事もこだわりが伝わると思ったのと、ちょうど千石でこのお店の広さと間口が広くて千石の物件に決めました。

 

記者:さきほど食器棚を写真撮るお客さんもいました。
私たちが座っている椅子も、しっかりしていて細工が綺麗ですね。インテリアにもこだわりがあるのですか?

オーナー:カウンターの裏にある棚は、ひと昔前に流行ったような棚なんです。
その頃は食器も高級なものが多くて、ここで出しているカップは珍しいものもあり、フランス製やイギリス製のカップもありアンティークカップも楽しめます。

その日の雰囲気にあわえて提供しています。
例えば飲み口が薄いこのカップは、コーヒーの味が引き立つとか個性があるんです。またカウンター上の照明はアンティーク家具で100年くらい前の作品です。

記者:こだわりが至る所にありますね、今後の目標はあります?

オーナー:季節感のあるメニューを提供したいです。食事もドリンクも夏に向けて新しいものも出していきます。
季節に合わせて楽しんでいただけるお店を作っていきたいと思います。フルーツを使ったドリンク、夏はかき氷を出して行く予定です。

記者:開店してからの手応えはいかがですか?

オーナー:お客様に多くきていただいてます。この界隈は昔の地図をみると賑わっていた商店街だったようなので、周りにもお店ができてCafe de miuexもそんな賑わいの一つになりたいです。

取材後記
Cafe de Miuex さんの魅力は複数あります。
コーヒーや喫茶店としての雰囲気は抜群であり、さらに一歩進んで「生活の一部」になりたいというコンセプトや
細部の調理器具、家具まで神経を巡らせ理想のお店を目指されている、その雰囲気や気概が目に見えないサービス
となっている気がしました。毎日朝7時から開店されているのに気さくに取材に対応していただける渡辺様の配慮も
取材手としては大変嬉しく感じました。夏の新メニューが楽しみです。

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