コラム「子育てQA~ゲームやりすぎ~」
日々の子育て、大変ですよね。
このコーナーでは、日常の子育でのちょっとしたヒントをQA形式でご紹介しています。
少しでも参考になることがあれば幸いです。
Q 毎日ゲームばかりで困っています。どうすればよいですか?
A ゲームは約束をして与えてもうまくいくとは限りません。
無理に取り上げたのでは親子関係にひびが入り、のちに反動がくる可能性があります。
そこで、ゲームでお困りの親御さんに気持ちよくゲームから離す我が家の経験談をご紹介しましょう。
長男次男が小学校高学年になる頃、多くのお友達がDSを持っていました。
延ばし延ばしにしましたが、限界がきて、『時間を守れなかったらしまう』という約束をしてWiiを買いました。
やはり…息子たちは没頭し、もうちょっともうちょっと!!で約束した時間をオーバーするようになりました。
そこで、ゲームや子どもを否定せずに、ゲームの魅力を強調して話しました。
「あなた達が悪いというよりも、ゲームの魅力ってすごいのね。私(お母さん自身)もやりだしたら家事を放りだしてしまいそう!
ゲームは楽しいよね!! でも、家にあったらやめられなくなるから、ゲームセンターでやらない?」
しまうことを約束していたので、嫌とは言えない息子たち。
週末ファミリー向けのゲームセンターに連れ出し、家族でコインゲームを楽しみました。
ワンシーズンに1度程度しか連れて行かれませんでしたが、心のしこりを残すことなく、家庭内からゲームを排除できました。
また、お友達と遊ぶ機会や、外に連れ出す機会を増やしたり、モノポリーや人生ゲームなどのボードゲームで遊んだり、
料理やお菓子作りの機会を増やしました。ただ取り上げるだけでなく、代案を出すとスムーズです。
その他、ペットを飼うことでゲームやユーチューブ視聴時間が減らせたという方もいます。
費用や手間、労力はかかりますが、ぜひとも熱中し過ぎてしまうお子さんの脱(減)ゲームのために可能な範囲で努めてあげてください。
阿部教育研究所 | 千石のそよ風 (sengoku-bunkyo.tokyo)