📚千石ブッククラブ~12つきのおくりもの~
今日のおすすめ絵本
このコーナーでは、千石在住の絵本の大好きなお母さんが子どもの頃に読んだ本、子どもと読んで楽しかった本を少しずつご紹介していきます。
日々の読書にお役立ていただけたら幸いです。
『12つきのおくりもの』(石井睦美/作、メグホソキ/絵、フレ
今回ご紹介するのは、1993年にこの地に移転した老舗の出版社
私が好きなのは世界の名作から、だれもが共感できる作品をセレク
中でもお気に入りは、「12つきのおくりもの」というスロバキア
このもとになったロシアのおとぎ話「森は生きている」は、舞台や
ある日お母さんと姉に、咲いているはずもないスミレをとっておい
泣きながら森に入って行くと、森の奥で焚き火を囲む12人の男た
彼らは季節を司る「12月の精」。
長老の「1がつ」が、困っているマルーシカのために「3がつ」に
「3がつ」が焚き火の上で大きく杖をふると、
あたり一面にスミレが咲き誇り……。
原典に忠実な再話は、児童文学雑誌「飛ぶ教室」の編集人も務めて
ロマンティックな言
そしてその美しい文字を彩るのは、ご自身でも文と絵を手がける絵
『ももちゃんといちご』などはフレーズを暗記するほど子どもたち
長年「OZマガジン」(スターツ出版)のカバーイラストを手がけ
聞き手の子どもも、読み手の大人も楽しめる。
それがこのシリーズの魅力でもあると思っています。
https://www.froebel-kan.co.jp/
【案内人 栞本ことは(しおりもと ことは)氏 (千石在住)】
文庫活動(近所の子どもたちが自由に本が読めるよう、家の玄関先に本棚を置く)や手作り絵本の会(子どもたちが画用紙に文と絵を書き製本をし、世界に一つだけの絵本を作るお手伝い)をしていた母の影響で、自然と絵本や本に親しむようになりました。
本好きが高じて、出版社で編集の仕事をしているのですが、それでもまだ本への愛がおさまらず(?)、子どもが通う小学校で読み聞かせ隊をしたり、本のイベントをしたりしています。
【イベントのお知らせ】
多くの方にご協力をいただきながら本のイベントも行っています。
昨年の千石ブックメルカード(一箱古本市)の様子は【コチラ】から
落ち着いたらまた企画しますので、遊びに来てくださいね。